妖怪漫画家




お目汚し、失礼いたします。



「 ゲゲゲの鬼太郎 」「 悪魔くん 」「 河童の三平 」などの作品を世に送り出した
漫画家の水木しげる氏が先月末、お亡くなりになりました。93歳だったそうでございます。
御自宅で転んで頭を打ち、病院に入院、その後容態が悪化して亡くなったそうですが
もしそのような不慮の事故が無ければ
もっと長生きされていたのではないかと思うと残念でなりません。



とはいえ、これまでの人生の大半を妖怪を描くことに費やしてきた水木氏でございます。
失礼ながら氏自身も妖怪じみたイメージがあり、何やら亡くなったという実感が湧きません。
テレビアニメ「 ゲゲゲの鬼太郎 」の主題歌に「 お化けは死なない 」という歌詞があるのですが
水木氏も本当は亡くなってはいないような気がいたします。



思えば、水木氏には昔からそんな不可思議な雰囲気がございました。
私が中学生だった頃、何かのバラエティ番組に水木氏が出演しておられまして
何気なく私はその番組を見ておりましたが、最初から最後までその番組を見ていたにもかかわらず
氏に左腕が無いということにまったく気づかなかったのでございます。



水木氏は若い頃、第二次世界大戦中に徴兵されて出征し
オーストラリアの北、パプアニューギニア領のニューブリテンという島にあるラバウルという所で
敵の爆撃に遭ったことから左腕を失っております。
その後、また別のバラエティ番組に氏が出演されているのを見たとき
初めて私は氏に左腕が無いということに気づいたわけですが
そのことを翌日学校へ行って友達に話したら、「 え? 本当に?」と驚き
全然気づかなかったと申しておりました。



不思議なこともあるものでございます。
番組の様子を撮影していたスタッフが水木氏に気を遣い、左腕が無いことを目立たせないように
カメラのアングルとか照明とかを工夫していたのかもしれません。
しかし、実はそれは水木氏のどこか妖怪じみた雰囲気のなせるわざだったのではないかと
いや、水木しげるが妖怪だったからではないかと、今となってはそんな気がするのでございます.....


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