居間にいる怪物




お目汚し、失礼いたします。



元プロ野球選手の清原和博氏が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された事件は
その一報が伝えられてから2週間ほどになりますが
その間、清原容疑者に関するグロテスクとも言えるようなスキャンダラスな情報が
これでもか、これでもかとばかりに関係者から流れ出しております。
そのありさまたるやまさに堰を切ったというような勢いでございまして
出るわ出るわ、中にはネタでもいいからとりあえず流しとけと思われるような逸話まで飛び出し
かつて甲子園の怪物と呼ばれる高校球児だった男は、48歳となった今
本当に怪物へと変身してしまったようでございます。



一部報道によれば清原容疑者がクスリに手を出したのは
現役の野球選手だったころからではないかとのことで
西武ライオンズの新人選手となり、巨人軍入団を経てオリックスに移籍後
引退するまでの間にクスリにまつわる噂が何回か流れていたそうでございます。
しかもここ数年における清原容疑者の数々の奇行や不可解な言動から
クスリをやっていたことは関係者の間で公然の秘密だったようで
もっと早くに手が打てなかったのかと思うと、実に残念でなりません。



なぜそんなバレバレ状態のまま、長期間にわたって清原容疑者が野放しにされていたのか
理解に苦しむところでございます。
そのように周囲が清原容疑者を「 居間にいる象 」として扱っていたのは
誰もが皆、何とかしなければと思いつつもどうして良いかわからないという
児童虐待事件に見られるような様相を呈していたからなのかもしれませんが
しかし、早い目に何らかの思い切った処置をおこなっていれば
もっと事態は単純かつ楽観的になっていたはずでございましょう。
はっきり申しまして清原容疑者、もはや肉体面も精神面も立ち直りは絶望的ではないかと存じます。
一昨年に逮捕された某大物ミュージシャン同様、遅かれ早かれ廃人と化すでしょう。



警察も以前から清原容疑者には目をつけていたものの
相手が有名な野球選手だったということでなかなか手が出せなかったようでございます。
ようやく最近になって清原容疑者の住むマンションのゴミから
覚せい剤の成分を検出して逮捕に踏み切ったそうですが
恐らくそのマンションのゴミ置き場に集っていたカラスが凶暴化して人を襲い始めたとか
ゴミを漁っていた野良犬が興奮してSフトバンクの白い犬のように人間の言葉を喋り出したとか
そういった異常現象の目撃情報が寄せられたことから
容疑の裏付けが取れたと判断して、やっとこさパクることができたのでございましょう。
確かにこういう事案の捜査は容易ならざる側面がございましょうが
もう少し早くなんとかできなかったのでしょうか。



とはいえ、覚せい剤に手を出したのは清原容疑者本人でございます。
まわりがどのように助け舟を出しても
自分自身が強固な決意のもと、クスリをやめるための思い切ったアクションを起こさなければ
何も始まりませんし何も解決いたしません。



清原容疑者とともにかつて甲子園でピッチャーとして活躍した盟友の桑田真澄氏は
強打者として活躍した清原容疑者にに向かってこう呼びかけております。

「 自分の人生には代打もリリーフもない 」

このコメントには世の多くのかたがたがうなづかれたことでございましょう。
私もまったく同感でございます。
ただ、野球に詳しくないかた、野球に興味のないかたも世の中にはいらっしゃることでしょうから
私が桑田氏なら、こう申し上げるでしょう。
「 自分の代わりにオシッコをしてくれる者はいない 」と。




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