最終回の一回前




お目汚し、失礼いたします。



昔、私が子供のころ、好きなテレビドラマやアニメ番組を見ているときに
来週の予告編で突然次回は最終回だということを告げられると、少なからずショックでございました。
連続物のドラマやアニメならそろそろ最終回が来るということはなんとなくわかるのですが
一話完結式のものだとそのような気配が事前にはわかりません。



そして当時はテレビ番組に関する情報は新聞の番組欄か芸能欄でしか知ることができず
また番組の継続に視聴率というものが影響するなどと考えたこともありませんでした。
それゆえ自分が好きで毎週欠かさず見ているドラマやアニメなどは
少なくとも一年は続くのが当たり前なのだと何の疑いも無く信じ込んでおったのでございます。



人間の人生にも最終回というのは唐突に訪れます。
それは不慮の事故や突然の病気で人生が終了するという
「 最終回 」という言葉の意味に即したものもありましょうが
何か職場や家庭の環境が劇的に変わるとか、大きな政治的変動、経済的混乱、大規模災害といったことも
今までの日常が完全に終了、崩壊、変化するという点で、最終回を迎えると言えましょう。



当たり前の日常、普通の毎日.....それは一話完結式のドラマの最終回の一回前なのでございます。
5年前の今日も21年前の1月16日も、多くの人間にとって「 最終回 」の一回前のドラマだったはずでございます。
そしてそれは今も、この時この瞬間も同じなのでございます.....



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