実態に合わない




お目汚し、失礼いたします。



高速道路の一部区間において、制限速度を120kmまで引き上げるという方針を
警察庁が決めたそうでございます。
これは現行の制限速度が実際には守られていないという
「 実態に合わない 」状態になっているからだそうでございまして
「 赤信号 みんなで渡れば 怖くない 」という標語に相通ずるものがあるような気がいたします。
こういう理屈が罷り通るようになれば、近い将来、実態に合わないという理由で
屋外の人込みの中でフリチンになったり、お乳を丸出しにしたりということがあっても
お咎め無しということになりそうでございまして
そうなれば私としては随喜の涙が零れ落ちるところなのですが
こと高速道路の制限速度に関しては、ちょいと心配なことがございます。



たとえば、いかに120kmが制限速度とはいえ
それ以上のスピードで走行すれば当然速度違反となるわけでございまして
その場合、警察はどうやってその車を取り締まるつもりなのでございましょう。
拡声器を使った警察車両の呼びかけに応じて素直に路肩に停車する車もありましょうが
往生際の悪いドライバーが猛スピードで逃げ出した場合
120km近くのスピードで走る他車の間を縫って
120km以上のスピードでカーチェイスがおこなわれることになるやもしれません。
危なっかしくて高速道路の利用者が減るということは考えられないでしょうか。



また、制限速度が120kmとなれば、低速で走るのが常となっている高齢者ドライバーにとっては
追突や接触の事故に遭う危険が以前よりも増すのではないかという指摘がなされておりますが
高齢者に関して申せば、別の側面の危険性もございましょう。
すなわち加害者となる危険性でございまして、アルツハイマー、認知症などを患った高齢者が
高速道路上において120kmのスピードで逆走する危険性でございます。
一般的に高齢者は控えめな速度で走る傾向にありますが
昔は珍走団で悪名を轟かしていたという高齢者もいらっしゃいましょう。
認知症になった元・珍走団員の高齢者が「 ゴッドファーザーのテーマ 」のような
現役の頃に鳴らしていたミュージックホーンのメロディを「 パララパラパラパララララ~♪」と口ずさみながら
120km以上の速度で逆走しているさまを想像すると肝が冷えるような思いがいたします。



とにかく速ければイイというものではございません。
夜の夫婦生活において裸になって抱き合った途端に果ててしまったら
あるいはパジャマを着たままキスしただけでイッてしまったら
奥様には満足してもらえず、お互いに気まずくなってしまいましょう。
まぁ、それがその御夫婦の「 実態 」だというのであればいたしかたございませんが.....



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