演歌歌手とスーパーマン




お目汚し、失礼いたします。



某女性演歌歌手が自分の個人事務所の社長を解任し、大騒ぎになっております。
騒動の原因は、この演歌歌手の夫と、解任された事務所社長との間の
根深い確執でございまして、報道によればこの夫
妻の仕事やマネジメントに関して色々と口出しをしていたとのこと。
そして毎年NHKの紅白歌合戦で使われる衣装の費用について高額すぎると
この夫が事務所社長に苦言を呈し、そのことで口論となったのがきっかけで
事務所社長は解任されたようでございます。



「 毎年あんな馬鹿でかい電気仕掛けのハリボテみてぇなものを作ってどーすんの。
コンサートやイベントで再利用するにしても経費がかかるだろ、経費が。
何考えてんだ、おめーら 」とその夫が申したかどうかは存じませんが
一理あるような気はいたします。
しかし見栄や虚飾で商売が成り立っている芸能界でございます。
あの演歌歌手にとって、例の衣装はまさに命とも言えるものでございましょうし
もはや舞台装置と呼んだ方がいいようなあの衣装を使っての
大掛かりなパフォーマンスのために尽力してくれた事務所社長を
たとえ愛する夫とトラブルがあったとはいえ解任してしまうというのは
いささか早まったという印象がぬぐいきれません。



それともこの演歌歌手、そろそろ引退を、と考えているのでしょうか。
夫は最先端分野の医療に関する研究開発をおこなっている会社の社長で
これからの成長発展が期待される業界の人間でございます。
演歌歌手を辞め、そんな社長の奥様として悠々自適な余生を静かに暮らそう
という心積もりなのかもしれません。確かにそれもアリでしょうし
傍から見ていてうらやましくなるような御身分でございますが
それならばせめて立つ鳥跡を濁さずのたとえもあるように
はっきり引退宣言をして自らの歌手活動に
きれいな幕引きをすべきでございましょう。



すでにこの騒動、演歌歌手とその夫が不倫関係の果てに結婚したという裏話を
解任された事務所社長が暴露するという泥沼状態にまで陥っております。
この夫がインタビューを受けている姿を先日
テレビのワイドショーにおいて拝見したのですが
外見は物静かで理知的な紳士のように見え
ブログで下ネタを書き綴るどこぞの紳士とは大違いだったのでございますが
聞くところによれば、解任された事務所社長と口論になったとき
「 僕はスーパーマンだから何でもできる 」と豪語したそうでございます。



私はこの発言、特に「 スーパーマン 」という言葉に違和感を覚えました。
万能だということを表現するために「 スーパーマン 」という言葉を
使ったのでございましょうが、これは「 神 」と言った方が
良かったような気がいたします。
人が自らを神と呼ぶとき、あるいは神と呼ばれるとき
そこには何らかの重みや責任感が感じられます。
「 スーパーマン 」という言葉には失礼ながら
軽いお調子者という響きがございますし
おまけに何かあれば物陰や電話ボックスの中で服を脱ぎたがる
露出狂のようなイメージも湧いてまいります。



この亭主、ひょっとしたら私と似通ったところがあるのかもしれません.....






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