国家から出た錆






お目汚し、失礼いたします。



リオオリンピックの開会式の様子を私、テレビで拝見いたしましたが
此度のオリンピックは「 エコ 」を重視したとのことで
選手入場においてはリサイクルして作られた派手な三輪自転車が登場し
この自転車に先導されて各国選手団が入場しておりました。
自転車を漕いでいたのはカラフルな衣装に身を包んだ大会要員の男女でございまして
のんびりと自転車を漕ぐ彼らの姿は何やらシュールな感じさえいたします。
なんとなくウルフルズのプロモーションビデオで
よく似たシーンがあったような気がするのですが思い出せません。
私の勘違いかもしれませんが。



そんな風に華々しく開幕したリオオリンピックでございますが
現地の治安状況や政情、経済の不安定さ
選手宿舎の衛生面や施設の不備などが囁かれる中
半ば見切り発車のような形で本番を迎えたわけでございます。
そして懸案となっていたロシアのドーピング問題については
IPC ( 国際パラリンピック委員会 )はロシアの全面排除に踏み切っております。



ドーピングが国家ぐるみだという点を重く見てWADA ( 世界アンチドーピング機構 )は
ロシアのオリンピック参加について厳しい処分を求める声明を出しておりましたが
IPCと異なり、IOC ( 国際オリンピック委員会 )は結局
条件付きながらロシアの参加を容認しております。
条件付きということではございますが
国家ぐるみでドーピングをやっていたところの選手の参加を認めるわけですから
相当きびしい条件なのでございましょう。
ロシアの選手、かなり冷や飯を食わされているかもしれません。



四六時中、監視の目にさらされ、いつでもどこでも抜き打ち検査をされてしまう。
宿舎に帰ってリラックスしている時も、食事をしている時も、寝ている時も検査員が顔を見せ
やれオシッコを出せ、やれウンコを見せろとせっつかれる。
さぁ、これから競技に臨もうという直前になってまで「 精液を出せ 」と要求される。
おい、そんなことまでやらなければいけないのか、と猛然と抗議をすれば
涼しい顔で検査員いわく、「 ヌキ撃ち検査だ。文句あるか 」



もしロシア選手に対するそのような冷遇が実際におこなわれているとしたら
いささか問題でございますが
元はといえばロシアという国の身から出た錆でございます。
いつの世でもどの地においても国家の不始末で迷惑を被るのは
か弱い個々人なのでございます.....




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