交流の場






お目汚し、失礼いたします。



カナダのバンクーバーで日本人女性が行方不明となり後に遺体となって発見された事件ですが
この女性を殺害した犯人と思われる男が捕まっております。
男は現地のホームレスで48歳の白人。防犯カメラにこの男と一緒に歩く被害者女性の姿が映っておりました。



この男、かなりの前科持ちで要注意人物だったとのこと。
女性はカナダに留学中で、比較的旅行慣れしていたようでございますが
なぜこのようなあぶない輩と知り合ってしまったのでしょうか。
現地には日本人留学生が地元住民と英会話を通じて交流する場が設けられていたそうですが
被害者はその催しに積極的に参加しており
容疑者もこの交流の場に姿を見せていたことがあるそうでございます。
そこで何か被害者と容疑者との間に接点があったのかもしれません。



日本人と現地の人々との交流の場というと
何やらたどたどしいながらも和気藹々としたイメージがございます。
しかしそんな微笑ましさにまぎれて、凶悪なものが牙を研いでいたということでございましょうか。
昔、村上龍の「 イン ザ・ミソスープ 」を読んだとき、米国から東京にやってきた殺人鬼フランクが
その本性を現す前に片言の日本語を喋る場面が出てまいりました。
不器用な発音をするフランクとそんなフランクを見ながら談笑する人々の微笑ましい光景を見て
安らぎか癒やしのようなものを主人公の若者は感じるのですが
似たような光景が英会話交流の場でも見られたことでしょう。



同じ日本人同士でさえ腹の底や本性はわかりにくいものでございます。
おまけに此度の事件、相手は人種も文化も違う異邦人。
見かけや話しぶりでさえ、その本性を知ることは困難なのに
ましてや名乗っただけではなおさらでございましょう。
容疑者の男、ウィリアム・シュナイダーというそうですが
そのスマートな名前から凶悪犯としてのニオイを嗅ぎ取ることは常人には不可能というもの。
外国には人物の名前としてマーラ・ケツマンとかメガチンポとかウンコビッチとかいう
不思議なものがあるそうでございまして、そういった名前なら警戒心にゆるみが生じないでしょうから
ある意味安心なのですが.....





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