モグモグ外交






お目汚し、失礼いたします。



強引なやり方で国内の麻薬犯罪を押さえ込み
何かと過激な言動で注目されているフィリピンのドゥテルテ大統領ですが
先日、この大統領と中国の国家主席である習近平との会談の様子が
ニュース映像で流れておりました。
その映像の中でのことでございますが、なんとドゥテルテ大統領
何かを食っているらしく、口をモグモグさせております。



おそらくガムを噛んでいるのでしょうが、こんな光景を私、生まれてこのかた見たことがございません。
ドゥテルテというメジャーリーガーが打席に立っているのではございません。
フィリピン大統領が訪問先の国の最高権力者と公式の場で会談をしている最中なのでございます。
相手が中国の国家主席とはいえ
ちょっと失敬ではないだろうかというのが正直な感想でございます。



そんなドゥテルテ大統領の会談の様子は
リラックスを通り越して悪ノリさえ感じるのでございますが
しかしこれもまたこの大統領の大胆不敵な政治手法だと考えられます。
「 中国がナンボのもんじゃい 」という態度を内外に見せ付けて
自分の影響力を誇示・強化しようという目論見があるのでございましょう。
ある意味、政治家としての手腕は長けているのかもしれません。



確かにこの大統領の言動を見ていると、胸のすくような思いがすることもございますし
過激一辺倒ではない変化球や合わせ技なども政治家として持ち合わせているのでしょうが
ベースになっているのが過激なやり方である以上、その歯止めとなるものがなければマズいでしょう。
往年の特撮テレビドラマ「 ウルトラセブン 」に「 第四惑星の悪夢 」という作品がございます。
その作品の中では人間の姿をしたロボットたちが
本物の人間を恐怖政治によって支配する第四惑星のことが描かれているのですが
その惑星の統治者であるロボット長官の副官で、治安警備を担当するロボットのオッサンが
常に口をモグモグさせ、飴を舌や歯で転がしているようなコリコリという奇妙な音を立てておりました。



非常にシュールな演出なのですが、そのモグモグと口を動かしている様子と
ドゥテルテ大統領のガムを噛む仕草とが重なってしまい、何やら不吉な思いです。
フィリピンにおいて国民の支持率が絶大な大統領だそうですが
どこかで何かを踏み間違えると、フィリピンが第四惑星にならないとも限りません。
ドゥテルテ氏は極めて危ういバランスの上に立って政治を執りおこなっているような気がいたします。



ところでもうじき米国で大統領選でございます。
選挙結果がどうなるかはわかりませんが、仮にヒラリー・クリントンが米国大統領として選ばれ
ドゥテルテ大統領が米国を訪問してヒラリー氏と会談をすることになったなら
そのときドゥテルテ氏はどのような態度を見せるでしょうか。
習近平と会談したときのように、当然ガムは噛んでいるでしょうが
更なる失敬な所業に及ぶ可能性もございます。



ヘン、お高くとまったインテリ女め、なめんじゃねぇぞと、良からぬ事を企むのではないでしょうか。
与太者のようにニヤけた顔でガムを噛みながら
「 奥さん奥さん、コレちょっと見てみぃ。あんたの旦那、こんなことできるかぁ?」とばかりに
イチモツでズボンを小刻みに押し上げてヒラリー氏をからかったりするかもしれません。



口ではモグモグとガムを噛み、股間ではモコモコとズボンを押し上げて
ヒラリー・クリントンと握手をするドゥテルテ大統領。
しかしそれもまたドゥテルテ氏の政治手法なのかもしれません.....





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