センス無き選択






お目汚し、失礼いたします。



先日、京都の清水寺において今年の漢字を選んで発表する催しがおこなわれました。
毎年恒例のこの催し、今年選ばれたのは「 金 」だそうでございます。
何やら色々とツッコミが入りそうな一字でございますが
これより先に発表された新語・流行語大賞の方は、その受賞語の一つ
「 保育園落ちた日本死ね 」に猛烈なツッコミが入っているようでございまして
選考委員を務めた著名人たちがフォローのため、おりにふれて選考理由を説明しておりますが
大きく炎上しないかわりに完全な火消しともなっていないようでございます。



選考委員の面々はいずれも
このフレーズは待機児童政策の現状に対して
問題提起をした、あるいは一石を投じたものだと申しておりますが
まず個人的なレベルでひとこと言わせてもらえるなら私
この「 問題提起 」だとか「 一石を投じる 」とかいったことが大嫌いでございます。
こんなことを言う輩に限って事を起こしてから「 オラシラネ 」とバックレて
遠巻きに煽る野次馬と化すものでございまして
例えるならそれは2ちゃんねるでスレの立て逃げをするようなものでございましょう。
まぁ私もスレの立て逃げをやらかしたことがございますので
あまりエラソーなことは申せませんが。



確かに待機児童の問題は深刻ですし、なんとかしなきゃならないとは思うのですが
そのために「 死ね 」という言葉が入ったフレーズを流行語として選ぶのはいかがなものかと。
自分たちだけの感性で選び、一般大衆へ乱暴に投げ付けるようなやり方はいただけません。
とどのつまり、選考委員のセンスの無さが
このようなツッコミや炎上を招いているのではないかと存じます。
もし待機児童問題を世論においてクローズアップさせたいのなら
こういった言葉を使わずに訴えかけるようなウィットやトンチが利いたものを選ぶべきであって
そういった適切なものが無ければわざわざ選ぶ必要はないし
むしろ選ばない方がいいのでございます。



以前、ケンドーコバヤシという芸人が国内外の都市伝説を紹介するテレビ番組の中で

     クレオパトラはフェラチオの達人だった

という都市伝説を語り、大顰蹙を買っておりました。
けっこう信憑性の高い話だったようですが、そのあまりに破天荒な内容に
司会者を務めていた今田耕司氏から、ネタが無いのなら引っ込んでろ! と窘められております。
流行語をめぐる此度の炎上騒動、この一件にどこか似通っているとは言えないでしょうか.....





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