塩水の味






お目汚し、失礼いたします。



先日、ドナルド・トランプ氏の米国大統領就任式の模様をテレビで拝見したのですが
就任式の会場でトランプ氏や関係者が立っていた場所が
丸く前方に飛び出したテラスかルーフバルコニーのような造りになっておりました。
サム・ライミ監督の映画「 スパイダーマン 」において
初めてスパイダーマンとグリーンゴブリンが対決する場面がございますが
その戦闘の場となったビルに似ております。
就任式前後はトランプ氏に対するデモや抗議活動でかなり近隣は荒れておりましたので
グライダーに乗ったグリーンゴブリンが
「 HA,HA,HA,HA,HA~~~!」と高笑いをしながらどこからともなく飛来し
パンプキンボムを投げてSPや関係者もろともトランプ氏を骸骨にしてしまうような妄想が
一瞬頭を過ぎりました。



演説はごく一部しか聞けませんでしたが
マスコミによる悪意に満ちた編集だったのか、その内容はドイヒーなものでした。
アフリカや中東、あるいはアジアや中南米の弱小発展途上国の臨時政府大統領が
ツバを飛ばしながらぶち上げるアジ演説のようなもので
はっきり申しまして安っぽい感じのするスピーチでございました。
雇用が奪われた、軍隊が弱体化した、富が流出したと泣き言や繰言ばかりを並べて
もう周りのことなどオラシラネと逆ギレしたような印象でございます。
喩えは悪いかもしれませんが
吉幾三氏の歌う「 俺ら東京さ行ぐだ 」の歌詞を連想いたしました。
後日、演説内容の全文をネットで入手しましたが
テレビで流れていたのとおおむね似たような内容でございます。



それにしても不可解なものでございます。
他国の人民がおこなった選択に対してどうこう申すのも筋違いではございますが
なぜ米国民はトランプ氏を大統領に選んだのでございましょう。
氏は米国のことを第一に考え、見捨てられてきた人々のために雇用を創出すると力説しておりますが
トランプ氏は貧富の差を生み出すアメリカ型競争社会が生み出した究極の存在でございましょう。
死屍累々と積み重なった敗者の上に立っている人間が
どのクチが言うのか敗者の味方をすると申しているのでございますぞ。
また氏はマイノリティや外国資本を排除する政策を声高に叫んでおりますが
一個人ならいざ知らず国家がヒキコモリ状態になれば
その先は人民の人民による人民のための椅子取りゲームやババヌキしか残されておりませんぞ。
アメリカ人は意外と頭が悪いのでしょうか。
私には、喉が渇いて塩水をガブ飲みするような選択を米国民がしたとしか思えません。



まぁ政治というのは駆け引きやブラフが基本でございますから、かなり過激なことを申しても
実際は裏から表から、後から前から手を回し、ナデナデ、モミモミ、クリクリするものでございますが
トランプ氏の政治的手腕が未知数なため、予断を許しません。
冒頭で触れた映画「 スパイダーマン 」ですが、その中に以下のようなセリフが出てまいります。

 「 大いなる力には大いなる責任が伴う 」

核のボタンを持ち歩くトランプ氏の頭の片隅に、このような心構えがあるのかどうかは存じませんが
賽が投げられたと言うよりかは、パンドラの箱が投げられたような此度の政権交代
吉とでるか凶とでるか非常に気になるところでございます.....





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