諺頼り






お目汚し、失礼いたします。



仕事が一件片付きました。
お請けしたとき、私の手には余りそうだなという予感がしてきて
正直なところ、やっぱりお断りしようかと考え込んでいた仕事なのですが
いざ取り掛かってみるとさほど労せずして完了いたしまして、ホッとした次第。
色々とお世話になっているお得意様でございまして
断るのも気が引けておりましたので、喜びもひとしおでございます。



「 案ずるより産むが易し 」などと申しまして、まさにその諺どおりだったのですが
しかしこの諺、ずいぶんと無神経な感じがいたします。
大丈夫だろうか、失敗しないだろうか、何か重大なリスクが隠れているんじゃないかと
真剣に悩み、心配している人間を励ます言葉ではございますが
そんな状況にある人間にこんな言葉をかけられるのは、所詮他人事だからでございます。
また、実際に子供を産む女性の立場に立ってみれば
とんでもない話だと思われるかたもいることでしょう。
いや、そうじゃなくてこれは自分自身の背中を押すための言葉なのだという解釈もできますが
こういう言葉で自分自身の背中を押して行動を起こすのは
当事者意識が無いとは言えないでしょうか。



とはいえ、世の大方の人々は何か逡巡を繰り返しているとき
この諺で意を決したり覚悟を決めたりしているのでしょうから
必ずしもディスるべき諺だというわけでもございますまい。
現に私、これからこの諺に背中を押されてトイレに行こうとしておりまする。



このところ数日間、「 大 」の方が出ておりません。
そろそろ出しておかないと、何か良くない影響が身体に生じるかもしれませんので
そのための作業に向かうところなのでございます。
「 案ずるより産むが易し 」という諺を頼りに便器に腰を降ろすわけですが
薬の類はいっさい使わないつもりでございますので
相当な難産になると思われます.....





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