ゴルァ!を待ちながら






お目汚し、失礼いたします。



つい先日のことでございますが、仕事上でのちょっとした突発事態が起き
納期が遅れてしまうハメになってしまいました。
お客様にその旨、お伝えしようと思い、電話をしたのでございますが、あいにく留守番電話。
連絡は早い方が良いと思い、とりあえず留守電にメッセージを吹き込んで
お客様の返事を待つことにいたしました。



今回の仕事、すでに納期が予定より1週間遅れており
何とかお客様にお願いして納期を延ばしてもらっているというありさま。
これで2回目の納期遅れになるわけで、もはや言い訳などできないレベル。
またしても納期が遅れるということを知れば、お客様は烈火のごとくお怒りになるのは必定。
留守電にメッセージを吹き込んだものの
どんな電話がお客様からかかってくるかと思うと、気が気ではございません。



スマホの着信音がいつ鳴るかいつ鳴るかとビクビクビクビクして仕事になりません。
細かい計算の仕事がございましたが、ミスってはいけないので思い切ってやめにして
じっとお客様の電話を待っておりました。
しかしそうすると不安はにわかに等比級数的に膨らんでいき
心臓はバクバク、冷や汗タラタラでパニックになりそうでございます。



こんなふうな状態で待つというのは辛ぅございます。
楽しいことが先にひかえているのならまだしも
何かありがたくないことが到来するのを待つのは最悪。
待つという行為は時間というもっとも貴重な資源を無駄にする行為であり
しかもそんな無駄使いの先にひかえているのは、お客様のカミナリでございます。



そこで私、少しでも気を紛らわせようと思い
ネックストラップで首からぶら下げたスマホをマナーモードにして股間に置いてみました。
こうすればヒステリックな着信音にビックリすることも無く
しかも着信時にバイブが作動して股間に楽しい振動が伝わるという寸法でございます。
厨房なみの馬鹿げた思い付きでございましたが
何もやらないよりかはマシだと思い、またこうでもしないと気分が落ち着きません。
そして実際に股間にスマホを置いてみると、さぁこれで準備万端整った
さぁお怒りの電話よ、いつでも来いとばかりに、変に肝っ玉と金玉が据わってしまいました。



そうやって待つこと小一時間でございます。
着信を告げるランプの点滅とともにスマホが振動を開始いたしましたが
思ったほどの強い振動は感じられず
着信と同時にイッてしまうんじゃないかとさえ期待していた自分の愚かさを悟りました。
そしてしぶしぶ取り上げて耳に当てたスマホからは
ステップトーンのように徐々にボリュームが上がっていくお客様の声が.....



二度と股間にスマホは置くまい。そう固く心に誓った次第でございます.....





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