迷惑千万、一億総萎縮






お目汚し、失礼いたします。



自らが手を染めた未成年者への淫行という所業によって
小出恵介という男がその俳優生命を断たれようとしております。
この俳優、30代前半でございまして、外面的には爽やか好青年といった趣があるものの
実は酒癖が悪く女好きだったとのことで此度のスキャンダル
その裏の顔が引き起こした大失態だということになるようでございます。



この俳優、何となく地味な感じのする芸名なのですが
ドラマや映画にCMと、けっこう引っ張りだこだったようでございます。
しかし此度のスキャンダルによって、彼が出演していた作品やコンテンツのほとんどすべてが
公開中止・お蔵入りとなってしまいました。
例によってワイドショーのコメンテーターや芸能レポーターは口をそろえて
周囲にどれほどの迷惑をかけたかを力説し、この俳優を叩いているようでございます。



確かにこの俳優のしでかしたことは許されることではございませんし
ネットで検索すれば、此度の彼の悪行や酒癖の悪さ、素行不良について書かれた
数々の記事に行き当たるでしょう。
しかしそのこととは別に私、こういったスキャンダルが発覚し
ドラマや映画やCMが日の目を見ることができなくなるたびに
周囲への迷惑を声高に叫ぶ風潮が気になって仕方ありません。
あえて申し上げますが、世の中、周りに迷惑をかけてでも
やらなきゃならないことってあるんじゃないですかな?



おまえはバブル世代だからそんなことが平気で言えるんだ、と
石礫を浴びせられるかもしれませんが
皮肉なことに私、バブル時期の前後において周囲に気を使ってばかりおりまして
結局それが祟ってろくな人生を歩んでおりません。
もっとも、気を使わずに好き勝手をやっていたら
なおのこと、ろくでもない人生を歩んでいたかもしれませんが。



上方落語界で一世を風靡した落語家、桂春団治のことを歌った
都はるみと岡千秋のデュエット曲「 浪速恋しぐれ 」に

   芸のためなら女房も泣かす  それがどうした文句があるか

という歌詞が出てまいりますが
実際にそういう生き方をしているタレントなり芸能人なりがいるとしたら
今の時代、表舞台では活躍できないでしょうが、桂春団治氏が生きていた時代において
女房を泣かすことが真に芸のためになったのならそうすべきだったのでしょうし
LGBTの社会的地位が尊重される昨今において
「 ゲイのためなら女房も捨てる  それがどうしたモーホーが最高~♪」
という生き方だって、アリかもしれません。



ちょっと意味不明なことを書いてしまいましたが、ともあれ、私が申し上げたいのは
周囲に迷惑をかけることをこの上も無い罪悪とみなして人心が萎縮し
人の顔色ばかり窺って、やりたいことや、やるべきことができない人間ばかりで構成される社会は
ハッテン、いや発展しないということでございます.....





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