微妙な箍






お目汚し、失礼いたします。



ふざけた写真でございました。
男が花から鼻を、いや、鼻から花を咲かせております。
鉄柵をバックに撮った写真で、柵の向こうには草むらがあり
男の鼻から生えているのと同じと思しき花がいくつか咲いておりました。
たぶんそのうちの一つを毟って自分の鼻に突っ込んでいるのでございましょう。



そんなふざけた写真がテレビやネットのニュース番組、ニュースサイトにおいて出回っております。
焼肉店の経営者や店長たちが従業員に対して暴力をふるった
という事件のニュース映像でございまして、写真に映っているのはその経営者でございます。
どのような暴力行為があったかと申しますと、殴る蹴るといったような通常の暴力のほかに
角材で顔を殴る、身体に熱湯をかける、ティッシュを鼻に入れて火を点ける、上顎の歯をペンチで抜く
そして特にこの事件を世間に強烈に印象付けたのが
ボーガンのミニチュアのような物で爪楊枝を従業員の顔に撃ち込むという虐待でございました。



このようなキチガイじみた虐待をおこなっていた連中の言い分は
従業員が店の金を使い込んだことに対する私刑だというものですが
そんな狂気に満ちた事件を報道するにあたって
あのようなふざけた写真を電波に乗せたり、ネットでさらしたりするマスコミの姿勢にも
何やらキチガイじみたものを感じます。
死人が出てないんだからこれぐらいいいだろとか、事件の異常性を伝えるために必要だからとか
そういう理屈に裏打ちされているのかもしれませんが、単純に「 不謹慎 」でございましょう。
「 報道しない自由 」というのはこういう時にこそ発揮すべきだと思うのですが。



私の頭が古いのかもしれませんが、どうも最近のマスメディアは
私どもが若い頃にくらべて、一見するとおとなしくてイイ子になっているような感がございますが
その一方でどこか微妙に箍がはずれてしまっているところがあるような気がしてなりません。
報道内容がユーチューバー、ツイッター民、LINEユーザー並みのような様相を呈しております。
この調子だとゴールデンタイムのテレビ番組でビーチクやティムポ、生尺生ハメを目にするのも
遠い将来のことではないでしょう。
私としては大歓迎ですが.....





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