ハラスメント狂想曲

ハラスメント・ラプソディ





お目汚し、失礼いたします。



5月も終わりに近づきまして、これから6月、7月と徐々に暑さが増してくるのではないかと存じます。
暑くなってまいりますと、汗をかくことが多くなり、それによって体臭もキツくなってくるわけでございまして
腋臭や加齢臭を抱えている人にとっては、気がかりでございましょう。



近頃はこのような体臭を放置してニオイを発散させていると
スメハラすなわちスメルハラスメントという
ニオイによる嫌がらせだと言われる可能性もあるとの事で
なんとまぁ生き辛い世の中になったものだと嘆息する次第でございます。
しかもニオイを放置するのがダメだからといって
ではオーデコロンのような香水をジャブジャブ振り掛けていればいいかというと、それもダメ。
そのコロンのニオイがキツ過ぎて不快だということになるそうでございまして
じゃあ、どないせぇっちゅうねん! よぉ、ワ~レ~!! とでも言いたくなってまいります。



最近はニオイに限らず、五官から入ってくる刺激に対して
何かとイチャモンを付ける風潮になっておりまして
たとえばラーメンや蕎麦を啜る音に対して、うるさい、不快だ、下品だと
外国人がイチャモンを付けることもあるようでございます。
こんなことでは、いずれ見た目が不快だ、俺の視界から消えろ、あなたの顔は見たくないと
目に見えること自体にイチャモンをつけるような
「 appearance harassment 」→「 アピハラ 」なるものが認知される世の中になってしまうかもしれません。
そうなると対面的なコミュニケーションは不可能になるわけでございまして
電話やメール、電報やSNSなどによる非対面的なコミュニケーションを取らざるを得なくなります。



まぁ私のようなコミュ障の人間はむしろその方が好都合なのですが
そうなると今度はその会話や通信内容に託けて
お前の言い方や書き方が感覚的に気に食わない、言葉のチョイスにイラッと来る
その癇に障る口癖や気持ち悪いレトリックを何とかしないと訴えるぞなどという
いわば「 word harassment 」→「 ワーハラ 」とか何とか
そのようなたぐいのイチャモンが付けられてしまう可能性がございましょう。
かくいう私も「 さわやか 」だとか「 素敵 」だとかいう言葉を聞くと
顔には蕁麻疹、股間にはチン麻疹が出るのですが
だからと言ってその言葉を発するな、虫唾が走る、訴えるぞなどとは決して思いません。
しかし実際に嫌いな言葉や不愉快な言葉を見聞きして蕁麻疹やチン麻疹
あるいはアナフィラキシーショックやアナルフェラチオーショックが起きるというのであれば
ワーハラというのもアリだということになりましょう。



私は人間がそこまで繊細だとは思えませんし、そうなっては世も末だと思っております。
とはいえ、めまぐるしく変化するこの世の中、何がどう転ぶかわかりません。
最近とみに思います。いったいこの先、人間社会はどこへ向かい、どうなってしまうのでしょうか.....





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