異常性バイアス

正常性バイアス





お目汚し、失礼いたします。



広島県の方で受刑囚が逃げ出し、長い間行方をくらましていた事件が
ついこのあいだ、今年の4月に起きたばっかりなのですが
今度は私どもの地元の大阪府において、似たような事件でございます。
大阪府の富田林署で勾留されていた男が逃亡してから二週間以上になりますが
未だに警察は男の居場所につながる有力な手がかりをつかんでいないようでございます。
男の逃亡以降、ひったくりが連続して起きたのはこの男の仕業ではないか
逃走資金を稼ぐために盗みを繰り返しているのではないか
どこそこに現れた、実家周辺にいるとか、さまざまな情報が乱れ飛んでおりますが
こういった情報はきちんとした根拠に基づいた正確な情報でなければなりません。



われわれ一般市民としては、とりあえず当局が発した情報を信用するしかないのですが
いかんせんその情報量が少ないため、往々にしてマスコミやネットを通じて不確かな情報
いいかげんな噂が飛び交ってしまうものでございます。
しかしそういった情報を多くの一般市民が鵜呑みにしてしまうと
当局の捜査の進展に影響が出ましょうし
かえって思わぬ危険に遭遇してしまう可能性もございます。



引ったくりや盗みを繰り返している、どこか空き家に潜んでいるなどという情報ならともかく
あの街には絶対に来るはずがないから、あそこの住人は安全だとか
そんなに腕力のあるやつじゃないから一般人でも簡単に逮捕できるとか
けっこう優しいところがあって川でおぼれている子猫を助けていたとか
赤十字に募金をしているのを見かけたとか、見守り隊の一員として児童の送り迎えをしていたとか
そのような情報はとりあえず無視しておいた方がよろしゅうございましょう。
そんな人間なら警察の面会室のアクリル板を壊して逃げるようなことはしないわけでございます。



事件が長期化すると、われわれ市民の間に気のゆるみが出てきたり
自分だけは大丈夫だという正常性バイアスが生じる危険性がございます。
そういう時こそ正常性バイアスではなく、異常性バイアスが必要となってまいりましょう。
男は強盗傷害・窃盗の罪で起訴され、女性に対するレイプ容疑もある凶悪犯でございまして
殺人にまでは手を染めないだろうという安易な憶測は禁物でございます。
当然、レイプの相手は女性のみというのも気休めにしか過ぎません。
私も当分の間、夜道の一人歩きは控えることにいたしましょう.....





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