電車とエッシャー







あけましてお目汚し、失礼いたします。



以前にも当ブログにてちょっと触れたのでございますが
「 生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展 」という催しが
大阪市阿倍野区にある超高層ビル、あべのハルカスの16階にて今月14日までおこなわれます。
ぜひとも見に行きたかったため、忙しくてとてもむずかしい状態でしたが
何とかして時間を作り、今日の午後、行ってまいりました。
年末の大掃除に費やす時間は作れずとも、関心のある展覧会に行く時間は捻出できるという
我ながら実に御都合主義な男でございます。



車は使わず電車であべのハルカスまで行き、エッシャーの作品を拝見したわけですが
行き帰りはすべて徒歩でございまして体力をかなり消耗いたしました。
また常日頃、仕事もプライベートも移動には車を使っておりまして
電車で移動するのはずいぶんと久しぶりだったため
電車に乗ったことがない金持ちの御曹司か超有名女優のように
乗る前から妙に緊張してしまい、色々と心配事が湧き上がってまいりました。
切符をちゃんと買えるか。行く先や乗換駅を間違えたりしないか。
電車の中でDQNと肩が触れ合って因縁をつけられないか。
韓国人の武装スリ集団の餌食にならないか。痴漢冤罪事件に巻き込まれはしないか。
電車の窓ガラスが突然割れはしないか。走行中にドアが勝手に開いたりしないか。
お腹が痛くならないか。オシッコは大丈夫か。ギュウギュウ詰めの電車の中で
エロい熟女と身体が密着して勃起しないか。イッてしまわないか.....



まぁ結局いずれも杞憂に終わりましたが、それにしても最近の電車は
私が乗り慣れていた頃の電車とは幾分…いや、多分に様子が変わっておりまする。
やたらきれいになっておりますし、車椅子利用者のためなのか
腰ぐらいの高さのところに細い手すりを設えた一角が電車内にございます。
また天井には中吊り広告の代わりに液晶テレビらしきものがあり
無音ながらCMを流しておりまして
何となく私が昔見たSF映画に登場する未来の電車のような光景でございました。
おまけに次の到着駅を告げる車内アナウンス、日・英・中・韓の四ヶ国語でございます。



電車に乗車してから約一時間。
JR天王寺駅に到着し、あべのハルカスの中へ入ったのですが
16階にある美術館への直通エレベーターの前に人だかりができていたので
急がば回れとばかりにエスカレーターに乗り近鉄百貨店の中を通って行くことに。
ところが折悪しく今日は1月2日。
世の御婦人方にとってはお待ち兼ねのバーゲンセールや福袋の売り出しの日でございます。
元旦が休業日だということもあってその分よけいに待ち遠しかったのか
店内は買い物客でごった返し、エスカレーターも買い物客でチンコ盛り……
おっと失礼、ティンコ盛り……またまた失礼、テンコ盛りでございます。



そして美術館の中では、壁に展示された作品の前で鑑賞する客が二重三重の行列を作って
ノロノロと前に進んでおりまして、その歩みたるや国会の牛歩戦術のごときありさま。
無理やり親の芸術鑑賞に付き合わされてグズる乳幼児の悲鳴がときおり飛び交い
美術館から貸し出された音声ガイド用の機器を耳に当てて突っ立ったまま
鼻がくっ付いてしまいそうなほど顔を近づけて作品を見ているオッサンがおります。
そんなオッサンの頭や二重三重の列となった観客の人垣を縫って作品を見るためには
微妙な角度を保ちながら首を伸ばさねばならず、肩がこり首が痛くなってまいりました。



そんなこんなで自宅に帰ったときは何やらヘトヘトに疲れておった次第。
今晩は毎年恒例のカキ初めをするつもりでしたが、そんな元気も無くなり
今年の自家発電所の初稼動は明日以降となりますた。
でもまぁ、曲がりなりにもエッシャーの作品を見に行きたいという
自分の望みが叶いましたので、とりあえずは満足でございます.....






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