完全なる白紙






お目汚し、失礼いたします。



先週の金曜日、仕事を終えて自宅へ帰る途中、実家近くのショッピングセンターへ寄りました。
ちょっとした買い物で立ち寄ったのですが、年末も近い師走の27日で週末の夕方だというのに
店内はさほど混んではおりませんでした。珍しいこともあるものでございます。
そこは昔、少し大きめのスーパーマーケットという感じの店でございましたが
何回か店舗改装を繰り返すうちに大手ショッピングモールの傘下に入ったりして
今は昔より一回り規模の大きな店に変わっております。



昔、まだそこが「 スーパーマーケット 」だったころ
毎年、年末が近くなると親と一緒におせち料理の食材を買いに行ったことを思い出します。
普段、親と一緒に買い物をすることなどあまり無かったのですが
なぜかおせち料理の買出しだけは毎回、両親と一緒に出かけておりまして
またそれが妙に楽しゅうございました。
当時は今のように元旦早々から営業しているスーパーマーケットや食料品関係の店が多くなかったので
年末近くから大晦日にかけてのそこの混み具合は相当なものでございました。
最近は働き方改革による時短という世の流れがあり
元旦早々からの営業というのは見直されつつありますので
またぞろ年末近くに客が殺到するようなスーパーや食料品店が増えるかもしれません。



そう思うとなおさら昔のことが思い出されてきましたが
まだ10代だったあのころのことを思い出してみると
まさか自分が今こうして、パソコンを使って文章を書き
インターネットを使ってその文章を見ず知らずの人々に公開しているなどということは
想像だにしていませんでした。そして今日の自分の有り様を
まだ少年だったそのころの自分がどんなふうに思うだろうかと考えたのですが
よく考えて見るとそのころの自分は50過ぎのオッサンになった自分のことなど
まったく考えもしていなかったことに気づいたのでございます。
そもそも自分が齢50を越えるほど長生きできるかどうかさえも考えてはおりませんでした。
自分が生きているか死んでいるか、そのとき世の中がどうなっているか
50歳を過ぎた自分の未来についてはまったくの白紙状態でございました。



一寸先は闇と申します。
しかし数十年先のことは闇ではなく、完全な白紙状態なのでございます。
人は無意識のうちに感じるその白紙のあまりの白さからそれを眩しさと勘違いし
もしかするとそれは光ではないのかと思ったりするのかもしれません。
そしてその光と勘違いしたものを希望と呼び、未来は明るいと思い込むのかもしれません。



未来は明るくも暗くもありません。完全なる白紙状態なのでございます.....






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