カルロス・ゴーン・ショー






お目汚し、失礼いたします。



東京地検特捜部に逮捕された後、保釈中の身だったカルロス・ゴーン容疑者が
レバノンへ密出国しております。
この密出国とレバノンへの到着には民間警備会社が関わったとされており
ゴーン容疑者は楽器を入れる箱に隠れてプライベートジェットに乗り込み
関西空港から飛び立ったとのこと。
私はてっきり伊藤潤二の「 うずまき 」に出てくる斎藤敏夫のような状態で
航空貨物に紛れ込んで逃げたのかと思ったのですが
むしろゴーンの入っていた箱が大きすぎたため
空港でのX線検査がおこなわれていなかったそうでございます。



こうしてゴーン容疑者はレバノンに逃亡したわけですが
もし正式に裁判を受けていれば、日産の暗部や自動車メーカーと官庁・政治との癒着
さらには日本の司法制度の問題点も白日の下に晒されていたでしょう。
海外ドラマ「 24 」に出てくるCTUのリチャーズのような検察官から
取調べ中に拷問を受けたとかケツを掘られたとかいったことがあればそれも明るみになっていたでしょうに
ゴーン容疑者はカネにモノを言わせてトンズラをかましたのでございます。



そしてゴーン容疑者の逃亡後、8日にゴーン本人による記者会見がおこなわれるとのことで
昨日、そのニュース映像や報道がテレビやネットで流れておりましたが私
はっきり申しましてあまり興味が無いのでろくすっぽ見ておりません。
この容疑者が何を言うか、何を言わないか、大方のところは想像がつきますし
記者会見場をステージにして楽器を入れる箱を置き
本人がヨガの行者のように有り得ない角度で身体を折り曲げながら
そこから出たり入ったりするマジックショーでもやってくれたら話は別ですが
そうでなければ興味など湧くはずがございません。



またゴーン容疑者にとって今回の逃亡劇は冒険でございます。
しかしできれば冒険などしないに越したことはございません。
それゆえ賄賂を使って見逃してもらうか、もみ消してもらおうと考えていた可能性もございます。
司法機関や行政機関に賄賂を渡せば何とかなると思っていたかもしれません。
とはいえ賄賂で犯罪者を見逃し、事件に目をつぶるほど日本の司法制度や官庁は甘くありません。
そしてそれが叶わないと知るや日本の法律など糞食らえとばかりに
民間警備業者に金を積んで逃亡を企てたのでございましょう。
そんな輩の得意満面エラそうな記者会見など噴飯物でございます。
密出国に関してゴーンの担当弁護士は無関係でございましょうが
しかし賄賂の件は弁護士に相談ぐらいはしたのではございませんかな。
守秘義務がありますゆえ、絶対に口外はしないでしょうが
ゴーンの弁護を請け負った人権屋の連中はその辺のいきさつを知っているかもしれませんぞ。



他国に自国民が拉致されたり、他国の政治家がその国の情報機関に拉致されたりということが
これまでわが国の純然たる領土内において現実におこなわれてきました。
このうえ、わが国で悪事を働いた他国の人間がカネの力でまんまと国外逃亡できるとなると
いったい日本はどういう国なんだということになりましょう。
ずいぶんとなめられたものでございます。






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