テレビの呪縛




お目汚し、失礼いたします。



最近テレビ番組をほとんど見なくなりまして
見るとしてもニュースか情報バラエティ番組ぐらいしかございません。
それも、たまたまテレビをつけて目に入ったものが面白ければ見る
という程度のものでございます。



若い頃と比べてテレビというものに対して執着心が少なくなった分
流れている番組に対してスルーや無視をすることが容易になりました。
退屈なドラマもつまらない歌番組も押し付けがましいドキュメンタリーも
苦になりません。以前は、あくびをしたり眉をひそめたりしながらも
なぜかテレビのチャンネルを変えたり
スイッチを切ったりすることができなかったのが、今は瞬殺でございます。



ただし、中には非常に不愉快な思いをして
なんであんな番組が打ち切りにならないんだとか
あの出演者をなんとかしろとか、いつまでも腹立たしく感じることがございます。
その一つが、▼ジテレビ系列でオンエアされている情報バラエティ番組で
偉い学者先生たちが述べる薀蓄に対して
司会役の関西系お笑い芸人がツッコミを入れる番組でございます。



司会役をはじめとして
何のため居るのか分からないお笑い芸人やオカマタレントの
騒々しいツッコミやコメントがうるさくてしょうがないのでございますが
それに加えて学者先生たちが薀蓄を垂らすたびに流れる
ジングルというやつでしょうか

ジャガジャガジャッジャジャッジャジャッ
ジャ~~ジャン!!


という音楽がうるさいことこの上も無いのでございます。
この音楽が流れるたびに、何のためにこんなものを流すんだ
これじゃ単なる騒音番組だろうが、と怒りがこみ上げ
いっそのことそのテレビ局まで行ってデモをしてやろうかなどと
いきり立ってしまうのでございます。



嫌なら見なきゃいいのでございますが
自分の生活に重大な影響を与えるテレビ番組ではないにもかかわらず
ふと気付くと、司会役をもっと静かなタレントと交代させろとか
ブラックマヨネーズとマツコデラックスは不要だとか
あの「 ジャガジャガ♪ 」を栗コーダーカルテット版に変更しろとか考えている
自分がいることに、奇異な念を感じずにはいられません。
幼少期からテレビに慣れ親しんだ人間というものは
いかにスルーのスキルが身についたといえども
やはり精神と肉体に対してテレビによる
何らかの呪縛がこびり付いているのかもしれません。



いずれテレビはネットに駆逐されましょうが
仮にそのときまで私が生きていた場合
何らかの寂寥感や喪失感に苛まれる心配は無いかと問われると
微妙なところでございます.....






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